2024.05.10巻き爪豆知識
巻き爪の治し方は?病院での治療の種類と費用をご紹介!
巻き爪は爪の端が内側に丸め込んだ状態で、主に足の爪で起こります。痛みがあると足の指を庇うようになるため姿勢や歩き方にも悪影響が出る状態になり、さらにひざや腰に痛みが起こることがあり、転倒のリスクも高まります。医療機関や専門家に相談することで解消できます。
まずは、爪の切りすぎに注意しましょう。実は間違った爪の切り方をしている人は多く、過度な深爪や斜めに切った爪は、巻き爪を引き起こす原因になります。爪の長さは指先と同じくらい、あるいは1ミリほど長めにしておく状態がベストです。形はまっすぐ平らにしましょう。角は四角に切り、少し整えるくらいで構いません。爪切りの頻度は1ヶ月に1回程度を目安にしてください。
痛みがひどくない場合、足の指に巻き付けるか爪の周りを覆うようにテーピングをすることも効果的な治し方です。テーピングで皮膚をしっかり引っ張ることで爪と皮膚の間にすき間を生み出し、爪の食い込みを軽減できます。先の尖ったパンプスや幅の狭いハイヒールといった足に負担がかかりやすい靴も巻き爪の原因になるため、長時間履きっぱなしにならないよう気をつけましょう。
巻き爪を治したいと考えたとき、真っ先に病院を思い浮かべる人は多いです。病院は医療機関なので矯正治療や手術、薬の処方など医学的に幅広く対応してもらえます。ただ、具体的にはどのような治療を行ってくれるのか、何科へ受診すればよいのか迷った結果、最終的には治療を諦めてしまうケースも少なくありません。しかし、巻き爪は悪化するとますます治癒に時間がかかるため、早めに専門家へ相談することが重要です。
病院で相談する場合、主に形成外科、皮膚科、整形外科で対応しています。病院によってケースバイケースですが、公式ホームページに巻き爪の治療実績が掲載されているかなど、ノウハウがあるのかは事前に確認しましょう。
特に掲載がない場合でも、挙げた3つの科のなかで対応できる可能性が高いのは形成外科です。ワイヤー治療をはじめとする代表的な巻き爪矯正はもちろん、保険適用の効くフェノール法という手術も受けられます。手術は10分ほどで終わり、縫合もありません。長期で続いている場合は選択肢に入れてみてください。
皮膚科や整形外科の受診は、爪の病気も相談したいときにおすすめです。巻き爪は水虫などの疾患が原因で起こる場合もあるため、疾患を含めて治療できます。手術は紹介がない限り対応しないケースが多いですが、初期症状や軽度であれば十分といえるでしょう。
巻き爪の治療は、器具を用いた矯正治療が主流です。内側に巻き込まれた爪を元の状態に戻す治療法で痛みが早期に解消されることもあり、最優先で選ばれています。しかし矯正の種類はいくつかあり、それぞれ特徴や費用が異なるので事情や巻き爪の状態に合わせて選びましょう。
特殊な金属からつくられた矯正具を装着する矯正治療は、爪の先端、あるいは爪の端にかけるタイプなどがあります。爪の先端につける矯正具は装着時間が比較的短いため、爪への負荷が最小限にとどめられます。爪の端にかける矯正具は根元から巻き込まれた巻き爪など、変形がひどい状態でも効果的です。矯正具のタイプによって変動しますが、費用の相場はトータルで約6,000円~15,000円と幅広く、治る期間は目安で3~6ヶ月とされています。自分でつけ外しができる器具もありますが、大抵は約1~2ヶ月に1回通院し、調整や交換を行うケースが多いです。
ワイヤーによる矯正治療は、爪の先端に2つ穴を空け、細い形状記憶合金でつくられたワイヤーを通します。弾力性に優れているため、ワイヤーが元に戻るためにはたらく力を活用して、巻き爪を解消する方法です。費用の目安は5,000円~12,000円ほど、治る期間は3~6ヶ月とされています。1ヶ月に1回の頻度で通院してワイヤーを交換しなくてはいけないため、都度約2,000円~4,000円の費用が必要です。
プレートによる矯正は、従来特殊な樹脂によってつくられた矯正器具を爪の表面に装着しますが、名古屋駅前巻き爪センターで採用している「スマートリフト法」は矯正器具によって爪を優しく持ち上げる方法です。痛みが少なく綺麗に仕上がるのが特徴で、費用は1ヵ所6,600円から、同じ指の2ヵ所の矯正は8,800円から受け付けています。一般的なプレート矯正に比べて11倍の矯正力があるため、一度で効果を実感される方も多いです。
名古屋駅前巻き爪センターは、今までグループ全体で10,000件以上の施術を行ってきました。まずはLINEの無料相談から、お気軽にご連絡ください。